組み込み向け設計
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/01/30 13:41 UTC 版)
詳細は「マイクロコントローラ」を参照 出荷台数ベースで言えば、マイクロプロセッサのほとんどは各種機械(電話機、時計、航空機、自動車、その他)に組み込まれている。いわゆるマイクロコントローラとかワンチップマイコンとも呼ばれる製品群である。汎用プロセッサよりずっと低価格だが、毎年数十億個が販売されている。 汎用プロセッサとの違いは、以下のような点である。 低価格が最重視される。 ファンを装備できない機器が多いため、低消費電力(低発熱量)も重要である。 システム全体のコストを低減するため、チップ内に周辺機能を組み込む。 メモリもチップ内に組み込むことが多い。 割り込みレイテンシを小さく抑えることが重視される。 汎用プロセッサよりも長期間製造(あるいはストック)される(10年程度)。
※この「組み込み向け設計」の解説は、「CPU設計」の解説の一部です。
「組み込み向け設計」を含む「CPU設計」の記事については、「CPU設計」の概要を参照ください。
- 組み込み向け設計のページへのリンク