終戦、戦後、自治体再編
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/04/08 15:34 UTC 版)
「シュランゲン」の記事における「終戦、戦後、自治体再編」の解説
1945年4月4日、アメリカ軍部隊が国道1号線を通ってバート・リップシュプリンゲに到達し、ホルン近郊のトイトブルクの森を横断しようとした。この部隊はバート・リップシュプリンゲを、その直後にはシュランゲンを戦闘することなく占領した。その後アメリカ軍第83歩兵師団は分かれて進軍した。第1部隊がガウゼケーテ(峠道の名称)を通ってトイトブルクの森に入り、第2部隊が国道1号線でホルン方面に山地を横断し、第3部隊がフェルトロムやレオポルツタールを通って山地を抜けた。アメリカ軍部隊は1945年4月4日の夕方にはトイトブルクの森全域を勢力下に治めた。これによりシュランゲンの住民にとっての第二次世界大戦は終結した。早くも数日後にアメリカ軍は撤収し、イギリス軍がその指揮権を引き継ぎ、シュランゲン近郊にゼンネ陣地を設営した。 1970年にノルトライン=ヴェストファーレン州の自治体再編が発効し、シュランゲン、コールシュテット、エスターホルツ=ハウステンベックは、新たな自治体シュランゲンとして合併した。しかしわずか4年後のパーダーボルン司教区地域の再編によって、シュランゲンはリップシュプリンゲ市に編入され、リッペから分離されることになった。シュランゲン住民はこれを阻止することに成功し、この町は自治体としての独立を保ったままリッペ郡に属している。
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