純金風呂盗難事件
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/08 23:29 UTC 版)
閉館後も純金風呂は十数年間、そのまま浴場に置かれていたが、1999年(平成11年)12月21日、純金風呂を見学に訪れた宮城県のホテル経営者を管理人が案内した際、浴槽がなくなっていることが発覚した。東洋郵船は関係者の犯行の可能性もあるとみて内部調査を行ったが、最終的に盗難と判断し、年が明けた2000年(平成12年)4月4日になって、静岡県警察大仁警察署へ届け出た。 1998年(平成10年)に、国税局の職員が差し押さえ物件の査定のためにホテルを訪れた際には、浴槽はあったという。床や階段を引きずった様子はなく、浴室のドアの鍵にも壊された跡はなかったことから、複数の犯人が合鍵を使って侵入し、持ち上げて運び出したものと考えられた。当時の純金風呂の時価は1億円であった。
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