紀伊國屋書店の文化を象徴
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/08 02:09 UTC 版)
「紀伊國屋ホール」の記事における「紀伊國屋書店の文化を象徴」の解説
かつての支配人の金子和一郎が小劇団を回って、紀伊國屋で演劇を上演するよう声を掛け続けた。その結果、紀伊國屋ホールは「新劇の甲子園」と呼ばれるようになり、若い演劇人の憧れの劇場になった。だが公的補助はなく、仮にホールが満員になっても劇場を黒字化するのは困難な上、10年に1度は必要な照明・音響などの取替のたびに億単位の費用を要するため、書店経営の利益をホールの運用に回す状況となっている。だが紀伊國屋書店社長の高井昌史は紀伊國屋ホールは紀伊國屋の文化の中で最大のものであり、紀伊國屋の文化継承も経営だとの考えのもと、ホールを守り続けたい意向を示している。 2021年には改装が予定されている。
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