精霊よびだしうでわ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/15 20:38 UTC 版)
「ドラえもんのひみつ道具 (せ)」の記事における「精霊よびだしうでわ」の解説
精霊よびだしうでわ(せいれいよびだしうでわ)は、「精霊よびだしうでわ」(てんとう虫コミックス第21巻に収録)に登場する。 精霊を人工的に作り出して出現させる腕輪。手首につけ、「――の精」と唱えてこすると、その精霊を呼び出すことができる。 呼び出された精霊は人に近い姿をして、古代ギリシャ風の衣装を身に付けており、それぞれの属性に沿った超能力を持つ。たとえば火の精なら炎を放て、雪の精なら雪を操れる。精霊は呼んだ者の頼み事をきいてくれるが、多少自我がある。それぞれの属性の物質(火、雪など)が近くになくなると瞬時に消滅する。 作中で呼び出した精霊は以下の2種類。 火の精 少年の姿で、髪が炎になっている。ストーブ代わりに呼び出したが、ただジッとしているのがつまらなくなり、のび太の部屋のカーテンを燃やそうとして暴れる。あわや火災発生のところで、近くにあった火(のび助の煙草)と共に消えた。 雪の精 長髪の若い女性の姿。のび太が「この寒さは雪のせいだな」と腕輪ごと手をこすったために呼び出された。のび太の頼みで雪遊びのために雪を降らすが、やり過ぎて交通麻痺まで起きてしまう。のび太に好意を抱き、彼に危害を加えたジャイアンらをこらしめたり、家に帰らせようとしたドラえもんを追い払ったりした。だが雪の中にい過ぎたのび太が風邪をひいて寝込み、最期は彼の熱を吸って消えていった。
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