篦大葉子

デジタル大辞泉

へら‐おおばこ〔‐おほばこ〕【^×篦大葉子】

読み方：へらおおばこ

オオバコ科の多年草。高さ30〜60センチ。葉は根生し、へら形。夏、花茎を直立し、小花を穂状につける。花は下から上へと開いてゆき、白か紫色の雄しべが突き出る。ヨーロッパの原産で、日本には幕末ごろ渡来し、帰化。

撮影・岡田博

薬用植物一覧

ヘラオオバコ

科名： オオバコ科 別名： ナキリッパ 生薬名： シャゼンシ（車前子）・シャゼンソウ（車前草） 漢字表記： 箆大葉子 原産： ヨーロッパ 北アメリカ 用途： ヨーロッパ原産の多年草で雑草化しています。去痰・利尿には根・葉を乾燥、煎じ服用、切り傷などの軽い傷には生葉をすり潰した汁を直接塗ります。 学名： Plantago lanceolata L.

植物図鑑

へらおおばこ (箆大葉子)

●ヨーロッパが原産です。わが国へは、江戸時代の末期に渡来しました。今では各地帰化して、草原や道ばたに生えています。とくに北海道に多いといいます。高さは２０～７０センチになり、葉は細長いへら形で根生します。６月から７月ごろ、花茎を伸ばして穂状花序をだし、白い小さな花を咲かせます。長い雄しべがよく目立ちます。名前は、葉のかたちを箆（へら）に見立てたもの。
●オオバコ科オオバコ属の一年草で、学名は Plantago lanceolata。英名は Ribwort plantain。

オオバコのほかの用語一覧

オオバコ：

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植物名辞典

篦大葉子

読み方：ヘラオオバコ（ｈｅｒａｏｏｂａｋｏ）

オオバコ科の多年草、薬用植物

学名 Plantago lanceolata