箕應山朋恭とは? わかりやすく解説

箕應山朋恭

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/09/02 19:12 UTC 版)

Kiozan Tomoyuki 2002 箕應山朋恭(2002年初場所).jpg

箕應山朋恭(2002年初場所)
箕應山 朋恭
基礎情報
四股名 箕應山朋恭
本名 築田朋恭
愛称 きーちゃん
生年月日 (1980-04-17) 1980年4月17日(45歳)
出身 大阪府箕面市
身長 181.5cm
体重 125.5kg
所属部屋 尾車部屋
成績
現在の番付 引退
最高位 幕下27枚目
生涯戦歴 287勝261敗26休
優勝 三段目1回
データ
初土俵 1996年3月場所
引退 2009年11月場所
備考
2016年7月現在

箕應山 朋恭(きおうざん ともゆき、1980年4月17日 - )は、大阪府箕面市出身で尾車部屋(入門時は押尾川部屋)所属の元大相撲力士。身長181.5cm・体重145.5kg。血液型AB型。突き押し相撲を得意とし、色黒で精悍な容貌であるなどの共通点が武双山(現・藤島親方)を彷彿とさせ、また箕應山本人も、相撲雑誌のインタビュー記事で目標の力士として武双山を挙げていた。愛称は四股名から「きーちゃん(キーチャン)」など。本名は、築田 朋恭(つくだ ともゆき)。

来歴

  • 小学生の頃、箕面温泉スパーガーデンで体の大きさを見込まれて押尾川部屋の後援者高槻市議会議員だった山本五一先生に声を掛けられ、何度か大阪場所宿舎に見学に行くようになる。当初は乗り気ではなかったが熱心な勧誘を受けるうちに力士を志すようになる。
  • 箕面市立南小学校時代は箕面市桜井に店舗を構える長谷スポーツが運営する箕面クラブで野球を箕面市立第三中学校在学時はバスケットボール部に所属していた。相撲は全くの未経験であった。道場には入門後ではあるが同郷だった事もあり大阪場所の先発隊として宿舎に先乗りした時には若隆盛の父が運営する大阪府交野市の古市道場でまだ中学生だった大関豪栄道、小結勢などと稽古を行っていた。
  • 入門時から本名の苗字「築田」のままであった四股名を2001年7月場所から改名。出身地である「箕面市」、また同市の神社・牧落八幡宮で祀られている「應神天皇」から一字ずつをとって、「箕應山」と命名された。
  • 主に大至の付き人を務め、大至は引退後も、自身のブログで箕應山について触れるなど絆は深い。
  • 師匠であった押尾川親方(元 大麒麟)が停年前の2005年3月に部屋を閉じたのに伴い、同部屋の多くの力士とともに2005年4月に尾車部屋へ移籍した。
  • 引退後飲食業、警備業などを経験し株式会社セントラルサービスシステムに就職する。

略歴

生涯成績

  • 通算成績:287勝261敗26休(82場所)
  • 自己最高位幕下 東27枚目

受賞歴

エピソード

  • 2007年3月場所千秋楽、三段目優勝をかけて同部屋の弟弟子、光風との決定戦に挑み、押し出しで勝利。大阪府箕面市出身なので、まさに「故郷に錦」を飾ることができた。

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