筬火(おさび)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/20 21:15 UTC 版)
宮崎県延岡地方で明治時代中期まで目撃談があった怪火。雨の降る夜、延岡の三角池と呼ばれる池に2つ並んで現れる火の玉。ある女が筬(おさ、織機の付属品)をほかの女に貸し、後にその筬を返してもらおうとしたところ、すでに返した、まだ返してもらっていないと言い争いになり、誤って2人とも池に落ち、その怨念がこの怪火となり、その後もなお2つの火が争いを続けていたという。この怪火を見た者には、良くないことが続けて起こるともいわれる。
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