筒井断筆事件
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1993年10月号で筒井康隆が日本てんかん協会から、角川書店発行の高校国語の教科書に掲載された短編小説『無人警察』での「てんかん」の描写が差別的であるため、同作品を削除するか他の作品に差し替えるよう抗議され、さらに角川書店が『無人警察』を筒井康隆の承諾を得ずに教科書から削除したことにより、連載『笑犬樓よりの眺望』で「断筆宣言」を発表し、同連載をはじめ、すべての執筆活動を停止した。1997年、筒井康隆は『噂の眞相』等幾つかの出版社と弁護士立ち会いのもと、『自主規制撤廃に関する覚書』を取り交わして執筆活動を再開。連載を「狂犬樓の逆襲」と改題の上、1998年8月号より再開した。
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