第69SS擲弾兵連隊第1中隊
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「アンドレ・レジボ」の記事における「第69SS擲弾兵連隊第1中隊」の解説
アンドレ・レジボSS少尉が中隊長を務める「ヴァロニェン」師団第69SS擲弾兵連隊第1中隊は、「若い中隊」(Jungkompanie)と称されていた。これは1944年秋に連合軍によってナチス・ドイツの占領下からベルギーが解放されたことにより、ドイツへ避難したレクシズムの青少年組織「ジュネス・レジオネール」(Jeunesse Légionnaire)の10代後半のワロン人の若者が多数編入されたためであった。 さらに、1945年1月もしくは2月、レジボの中隊に新たな義勇兵が加わった。第33SS所属武装擲弾兵師団「シャルルマーニュ」第57SS所属武装擲弾兵連隊第2中隊の1個小隊がヴィルトフレッケン演習場(Truppenübungsplatz Wildflecken)を脱走して「ヴァロニェン」師団に参加し、同小隊の若いフランス人義勇兵たちが第1中隊に配属されたのである。そして、これらの若い義勇兵の多くは後のポメラニア戦線やオーデル川周辺の戦闘で死傷した。
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