第69SS擲弾兵連隊の再建
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「第28SS義勇擲弾兵師団」の記事における「第69SS擲弾兵連隊の再建」の解説
1945年4月2日、シュマーゲロフの「ヴァロニェン」師団に数百名のワロン人労働者が到着した。彼らは国家労働奉仕団のワロン人部門であるRWAD(Reichswallonischer Arbeitsdienst)に所属してドイツ国内で働いていたが、この期に及んで「ヴァロニェン」師団への入隊を強要された者たちであった。師団への入隊を拒んだ者はレックニッツ(Löcknitz)で対戦車障害物建設工事に従事するよう命令された。 4月15日、一定数の新兵の補充を受けた「ヴァロニェン」師団は、ポメラニア戦線で消耗した第69SS擲弾兵連隊の再建に成功した。約900名の将兵から成る同連隊は師団参謀長フランス・エレボSS少佐が指揮を執り、第I大隊長はアンリ・デリクスSS大尉、第II大隊長はマルセル・ボニヴェルSS大尉が務めた。彼ら「ヴァロニェン」師団の戦闘団は、「ランゲマルク」師団のコンラート・シェロンクSS少佐(SS-Stubaf. Konrad Schellong)が指揮を執る戦闘団と共に、「ランゲマルク」師団長トーマス・ミュラーSS大佐(SS-Staf. Thomas Müller)のSS師団集団「ミュラー」(SS-Divisiongruppe Müller)に配属された。
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