第5文型 S+V+O+C
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/20 09:16 UTC 版)
「英語の文法」の記事における「第5文型 S+V+O+C」の解説
これは修飾語Mを除いたとき、主語Sと述語動詞Vと動作の対象となる目的語Oと目的語を説明する補語Cで文章が成り立っている文型である。このときそのVを不完全他動詞という。 第5文型における例文としては、 I think him a suspect. (私は彼を容疑者だと考えている。)がある。このとき目的語 O ⊆ 補語 C という関係が成立している。第5文型における、この関係はイェスペルセンが考えた用語「ネクサス」の一種である。ネクサスとは主語・述語の関係をさすが、本来の主語・述語の他に第5文型の目的語と補語のような意味上の主語・述語も含まれる。 言い換えると、OCとは、文の中心の主語述語以外で主語述語に当たるものを言うときに、主語を目的格にしてOとし、述語を動詞の原形にしたり、be動詞を省略して残したりした物をCとしているわけである。 第5文型は基本文型とされているが、元の文におけるOCが内部的にS+Cの文を含むと考えられることから、基本文型としては扱わないほうが実際的だという考えもある。 第5文型に用いられる動詞には次のものがある。知覚動詞の feel, see, hear, watch, observe, notice, smell, perceive, taste など。 使役動詞の make, have, let, get, allow, permit, cause, force, compel, oblige など。
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