第4楽章 レント - モデラート・マエストーソ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/08/07 05:31 UTC 版)
「田園交響曲 (ヴォーン・ウィリアムズ)」の記事における「第4楽章 レント - モデラート・マエストーソ」の解説
瞑想的な先の3つの楽章に比べて、感情的な雰囲気が強い楽章。ティンパニのロールの上で歌う、ソプラノあるいはテノール独唱(独唱を省く場合はクラリネット)による旋法的なレチタティーヴォから始まる。その後木管から開始される悲歌調の主題が次第に気分を高めていき、その頂点で楽章冒頭の旋律が高音楽器のユニゾンで「熱情的に」奏されると、主題もトロンボーンから全オーケストラへと発展して最後の山場を作る。曲の最後では、独唱が消え入るように歌って終わる。
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