第355話 ラストジハード 最後の聖戦 / 1996年7月
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ソ連崩壊を機にロシアからの分離独立を図り、以後長らく紛争状態が続くチェチェン共和国。その中で、ゴルゴは独立派のリーダーの一人であるマクダエフ・レオニードからの接触を受ける。彼の弟・ヴィターリは、チェチェンマフィアのボスとして武器の横流しや密輸などで莫大な富を築いていた。しかし彼は、二年前から分離独立派への連絡や援助を断ち切り、その資金で購入したタンカーを、海上の工場施設へと改造していた。弟がチェチェン民族の誇りを失い、醜い拝金主義者になり下がったと確信したマクダエフは、彼に制裁を加えるようゴルゴに依頼する。その頃、リトアニア共和国・クライペダにいたヴィターリは、求めていた最高級の凹版印刷機が海上の工場に届いたことを聞く。彼らが完成させようとしていたもの、それは限りなく真券に近い日本の1万円札の偽札であり、偽の万札をロシア中にばらまくことで、日本円の信用と価値を下落させる狙いがあった。
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