第3話・女伯爵バトリー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/08 15:17 UTC 版)
「インモラル物語」の記事における「第3話・女伯爵バトリー」の解説
一六一〇年。ハンガリーのある地方の領主バトリー伯爵の夫人エリザベート(パロマ・ピカソ)は、ときどき従者イスファン(P・クリストーフェ)を従えて領地を廻ることがあった。その目的は、処女を探して自分の館に連れ帰ることだった。処女たちは素裸にされると夫人の寝室に集められた。そこへ、素肌に薄いレースをまとった夫人が現われる。長いこと裸にされていた処女たちは身にまとうものほしさに、夫人に突進する。その奪い合いを、夫人はマゾヒスティックに見つめている。やがてそこに、サーベルをたずさえたイスファンが現われた。ひとときののち、夫人は血のフロにつかる。いうまでもなく、それは処女たちの血だ。フロから出た夫人はイスファンとベッドに入る。イスファンは男装の美少女だった。しかし、そのイスファンは守備隊長と通じていて、夫人との情事のあと、夫人を逮捕させた。このストーリーはエリザベート・バートリーことバートリ・エルジェーベトをモデルにした物である。
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