第3党の候補者指名
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/03/16 06:02 UTC 版)
「1972年アメリカ合衆国大統領選挙」の記事における「第3党の候補者指名」の解説
ジョン・G・シュミッツ、カリフォルニア州選出合衆国下院議員(アメリカ党) ベンジャミン・スポック、医師(大衆党) リンダ・ジェネス、政治活動家(社会主義労働者党) ジョン・ホスパーズ、南カリフォルニア大学教授(リバタリアン党) アメリカ党(アメリカ独立党)は当初、1968年の大統領選に同党から出馬したジョージ・ウォレス(当時アラバマ州知事)の擁立に動いたものの、1972年5月にウォレスが銃撃を受けて下半身不随になったことから擁立を断念。結局のところ同党からは、共和党下院議員ジョン・G・シュミッツが出馬した。シュミッツは32州の候補者名簿に載り、一般選挙で1,099,482票もの得票を収めたものの、選挙人は1人も獲得できなかった。シュミッツは、1990年代後半にその娘であるメアリー・ケイ・ルトーノーが法的に罰せられる児童レイプ罪で逮捕されたときに再度ニュースに登場した。 新しく結成された自由主義党のジョン・ホスパーズはコロラド州とワシントン州のみ候補者名簿に載り、一般投票で5,573票を得た。しかし、ホスパーズはバージニア州の共和党不満分子から選挙人票1票を得た。その副大統領候補セオドラ・N・ネイサンは、アメリカ合衆国史の中で選挙人票を獲得した最初の女性になった。 ベンジャミン・スポックは1971年に結成した大衆党に指名された。
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