第3の派閥
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/12 13:55 UTC 版)
原則派とも行政派とも違う第3の派閥となるのが、手塚慧を筆頭とする「未来企画」である。図書隊を中央集権型の国家公務組織へ格上げすべきだと主張する図書館組織内の研究会であり、自らを中立派と呼称している。国家公務組織への格上げ、特に文部科学省の機関になることにより、法務省の下部組織である良化委員会と検閲その物の正当性を争えるという思想を持つ。しかしこれらを実行するには検閲対抗権(図書隊の主要な権限)を大きく譲らなければならず、実現したとしても検閲を根絶するには数十年単位の時間がかかるため、その間国民は検閲を強いられることとなる。
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