第2楽章:Tempo di valse
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/12/27 08:35 UTC 版)
「弦楽セレナーデ (ドヴォルザーク)」の記事における「第2楽章:Tempo di valse」の解説
揺れ動くような舞曲(ワルツ)の旋律に始まる。嬰ハ短調。最初の楽節が反復されると、ホ長調による第2の楽節が始まる。第2主題の後半では、付点リズムが特徴的な旋律も現れる。第1主題が再帰すると、第1部の締めくくりのカデンツでは、嬰ハ短調の主和音の上にフォルティッシモの記号が添えられている。 第2部は、嬰ハ長調の異名同音音階である変ニ長調に転調する。この楽節の主題が一通り展開された後、第1部が再現される。最後はピカルディ終止によって、(ふたたびフォルティッシモによって)嬰ハ長調の和音で終止する。
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