第1次コール内閣とは? わかりやすく解説

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第1次コール内閣

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/09/10 15:41 UTC 版)

第1次コール内閣
ドイツ連邦共和国 第14代内閣
成立年月日 1982年10月4日
終了年月日 1983年3月30日
組織
元首 カール・カルステンス
首相 ヘルムート・コール
与党 キリスト教民主同盟(CDU)
キリスト教社会同盟 (CSU)
自由民主党(FDP)
野党 社会民主党(SPD)
詳細
終了直前の選挙 1980年ドイツ連邦議会選挙
前内閣 第3次シュミット内閣
次内閣 第2次コール内閣

第1次コール内閣(だいいちじコールないかく、ドイツ語: Kabinett Kohl I)は、ヘルムート・シュミットが建設的不信任の可決により連邦首相を罷免され、ヘルムート・コールが新たな連邦首相に選出されたことで1982年10月4日から1983年3月30日まで続いたドイツ内閣である。

概要

第3次シュミット内閣の連立与党を構成していた自由民主党(FDP)が政権を離脱し、野党のキリスト教民主同盟(CDU)及びキリスト教社会同盟 (CSU)との連立交渉が9月28日に合意された。10月1日には、シュミット首相を罷免し、同時にヘルムート・コールを後任に任命する建設的不信任決議が、連邦議会に提出され可決。こうして戦後のドイツではじめて建設的不信任決議が可決され、コール内閣が発足することとなった[1]

閣僚

役職 画像 氏名[2] 所属政党
連邦首相 ヘルムート・コール CDU
副首相 ハンス=ディートリヒ・ゲンシャー FDP
外務大臣
内務大臣 フリードリヒ・ツィンマーマンドイツ語版 CSU
司法大臣 ハンス・エンゲルハルトドイツ語版 FDP
財務大臣 ゲルハルト・シュトルテンベルク CDU
経済大臣 オットー・グラーフ・ラムスドルフ FDP
食料・農業・林業大臣 ヨーゼフ・エルトルドイツ語版 FDP
ドイツ問題担当大臣 ライナー・バルツェル CDU
労働・社会大臣 ノルベルト・ブリューム CDU
国防大臣 マンフレート・ヴェルナー CDU
青年・家族・保健大臣 ハイナー・ガイスラードイツ語版 CDU
運輸大臣 ヴェルナー・ドーリンガードイツ語版 CSU
郵政コミュニケーション大臣 クリスティアン・シュヴァルツ=シリンクドイツ語版 CDU
建設大臣 オスカー・シュナイダードイツ語版 CSU
研究・技術大臣 ハインツ・リーゼンフーバードイツ語版 CDU
教育科学大臣 ドロシー・ヴィルムスドイツ語版 CDU
経済協力大臣 ユルゲン・ヴァルンケドイツ語版 CSU

脚注

出典 

  1. ^ 転換 シュミットからコールへ Wende – von Schmidt zu Kohl”. ドイツニュースダイジェスト (2010年8月25日). 2025年9月10日閲覧。
  2. ^ Webb, Adrian (1998). The Longman companion to Germany since 1945. Internet Archive. London ; New York : Longman. pp. 112-114. ISBN 978-0-582-30736-0. http://archive.org/details/longmancompanion0000webb_x5n1 



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