第二章 ダイアグラムーーヘーゲル/バタイユの呪縛から逃れ出るための
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/14 02:55 UTC 版)
「構造と力」の記事における「第二章 ダイアグラムーーヘーゲル/バタイユの呪縛から逃れ出るための」の解説
本章では、思想史をより広く俯瞰する視点に立ち、前章で得られた展望をそこから改めて位置付けることが眼目とされている。初出は『現代思想』1982年2月号・特集=バタイユ。カントの「現象/物自体」二元論から出発し、そうした二元論を拒否するヘーゲルの弁証法、バタイユの転位されたヘーゲル主義、バタイユと方向を共有するクリステヴァの理論展開が語られるが、依然として二元論の真の克服とはされず、続いてデリダの《エクリチュール》やバルトの《テクスト》に依って《ポスト・バタイユ》のスケッチがなされる。
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