第三章 江戸川乱歩『押絵と旅する男』
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「ビブリア古書堂の事件手帖」の記事における「第三章 江戸川乱歩『押絵と旅する男』」の解説
急いで帰ろうとする栞子と大輔だったが、智恵子は北鎌倉の家に帰るのならば乗せて欲しいと車に乗り込んできた。仕方なく同乗を許してビブリア古書堂に到着すると、母屋の玄関先には文香が智恵子を待っていた。文香は自分に何も残していかなったことを訴えると、智恵子が残していたと答え、実は幼い文香は母親がいなくなったことに対して癇癪を起こして投げ捨てた本を、栞子が保管していたという。その本は安野光雅『旅の絵本』(福音館書店)だった。文香は、母恋しい思いはあるが、篠川家と店は姉妹で維持できているので母が必要な状態には既に無く、今までのような連絡もせず会いに訪れない状況を続けるようなら、帰ってきた時に家に入れない可能性もあり得ることを智恵子に言い渡す。
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