第三セクター問題
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/01/04 18:40 UTC 版)
1990年代から、湾岸地域開発の先行投資等として計画調整局が所管する株式会社湊町開発センター(OCAT)、株式会社大阪シティドーム、経済局が所管するアジア太平洋トレードセンター(ATC)株式会社、建設局が所管するクリスタ長堀株式会社、港湾局の所管する株式会社大阪ワールドトレードセンタービルディング(WTC)、の第三セクター各社が相次いで倒産し、交通局の土地信託であるフェスティバルゲートとオスカードリームの破綻と、いわゆる5K(所管局の名称の頭文字から)問題がある。 これらの第三セクターは経営再建に取り組んだ結果、2004年度にOCATが、2005年度にWTC・ATCがそれぞれ黒字を達成している。また、大阪ドームは2006年9月1日付けでオリックス不動産が買収している。また、大阪府内にある第三セクターの平成17年度の経常収支は、平成16年度比340億300万円増の387億5,700万円の黒字で全国最高だった。
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