符号拡張
【英】sign extension
符号拡張とは、符号付きのデータをビット長の大きいデータに変換する際に、値を変えないようにビットを補ってデータを拡張することである。
符号拡張のためには、符号ビットと同じ値で同じ大きさになるように埋める。
8ビットのバイト値を16ビットのワード値として取り扱う際の具体例では、8ビットの-2(2の補数表現で11111110)を符号拡張すると、16ビットの-2(1111111111111110)となる。
なお、符号拡張を行うと都合が悪い場合もあるため、プロセッサには、符号拡張を行う命令と、行わずに単純に0で埋める命令を持っていることが多い。
符号拡張
- 符号拡張のページへのリンク