竹ひご線香
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/17 16:13 UTC 版)
インドで生まれ中国、台湾などに伝わった。細い竹ひごに線香の生地を練りつけて固めた「竹芯香(竹ひご線香、竹枝香 zhúzhīxiāng)」が古くから用いられている。日本でも輸入雑貨店などでよく販売されている。この竹芯香の製法が天正年間に日本に伝わり、現代の日本の線香の原型になったとされる。折れ難いという利点があり、中国ではこれを大きく振り回して周囲に香りを広げる動作も見られる。 日本では玩具店や駄菓子屋で扱われ、花火の点火用など本来の用途ではない利用のされ方をすることもある。
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