競走馬としての特徴・適性
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/29 14:52 UTC 版)
「メジロマックイーン」の記事における「競走馬としての特徴・適性」の解説
「無尽蔵」とも称された豊富なスタミナを活かし、ハイペースの長距離戦でも先行策をとってそのまま押し切るというレーススタイルを得意とした。一般的にステイヤー(長距離得意の馬)と認識されており、「史上最強のステイヤー」とも評される。競馬評論家の大川慶次郎は、マックイーンは時計の早い競馬に持ち込んで勝つタイプの馬だが一瞬の切れ味とは縁がなく、「そういう意味では間違いなく真のステイヤー」と述べている。しかし5歳以降に手綱を執った武豊は「短距離でも充分に強く、ただ距離が持つだけ」「マイルのGIレースでも勝負になった」「スプリンターズステークスでもメンバーによってはブッチぎったかもしれない」と発言している。また一般に見られる例とは逆に加齢とともにレースでの落ち着きを失っていったといい、1993年春の天皇賞前には「今のマックイーンに3200mは長すぎます」とも語っていた。武は後年になって、凱旋門賞に挑戦してみたかった名馬としてキタサンブラック、スーパークリークとともに本馬を挙げた上で「スタミナが半端なかったし、道悪もいいし、スピードもある。レースに注文があまりつかなかった」と述べて能力を高く評価している。
※この「競走馬としての特徴・適性」の解説は、「メジロマックイーン」の解説の一部です。
「競走馬としての特徴・適性」を含む「メジロマックイーン」の記事については、「メジロマックイーン」の概要を参照ください。
- 競走馬としての特徴・適性のページへのリンク