競売成立
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/30 14:24 UTC 版)
「朝鮮総連本部ビル売却問題」の記事における「競売成立」の解説
2014年3月24日、東京地裁は、2回目の入札でモンゴルの企業に次いで2番目となる22億1千万円を提示したマルナカホールディングスへの売却を許可した。朝鮮総連側は、「民事執行法や判例を無視した不当な決定。債務者としての返済額が28億円も減少し、不利益を被る」として、東京高裁に抗告を申し立てた。朝鮮総連は、3回目の入札を主張している。マルナカは朝鮮総連への貸出などは否定しており、東京高裁が抗告を棄却した場合、朝鮮総連はビルから退出することになっていた。 2014年5月12日、東京高裁は朝鮮総連の抗告を棄却する判断を下した。これを不服として、4日後の5月16日、朝鮮総連は最高裁判所に抗告を行った。2014年11月4日、最高裁は総連側の抗告を棄却し、マルナカへの売却を許可した東京地裁の決定が確定した。
※この「競売成立」の解説は、「朝鮮総連本部ビル売却問題」の解説の一部です。
「競売成立」を含む「朝鮮総連本部ビル売却問題」の記事については、「朝鮮総連本部ビル売却問題」の概要を参照ください。
- 競売成立のページへのリンク