立体四目並べ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/26 04:46 UTC 版)
4×4×4の3次元の枠内で4個の玉を先に一直線に並べることを競う遊びである。同様にコマを直線に並べることを競う連珠、五目並べ、重力付き四目並べなどとの相違点は、玉を配置する空間が2次元ではなく3次元である点にある。 立体四目並べを行なう盤面には、格子状に並べられた棒が垂直に立っている。色の違う2種類の玉の中央に穴を開けたものを用意し、プレイヤーが交互に自分の色の玉をこれらの棒のどれかに入れる。 立体四目並べの重力なし版(任意の場所にいきなり置ける)においては1980年にオーレン・パタシュニクによって先手必勝であることが証明されており、これは計算機援用証明の代表例とされる。 製品としては、パーカー・ブラザーズから発売されていた「キュービック」(Qubic)が有名である。この製品の盤は、4×4の穴が開いた板を間隔をおいて4段に積み上げた立体構造になっている。日本では1974年にエポック社で発売された「スコアフォー」が有名である。
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