種間の区別
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/07 17:34 UTC 版)
「Sympetalandra」の記事における「種間の区別」の解説
Sympetalandra属5種の間の区別に関しては以下のようなものが与えられている。 1a. 花は無柄で、穂状花の花軸は柔毛が密生するか緩く有毛である; 葉は2回羽状複葉で小葉は大抵2対である……カマトグ(S. densiflora) 1b. 花に小花柄が見られる……2. へ 2a. 小花柄は先端に節が見られ、短くこぶのような形の花柄を残し、総状花の花軸は多くの場合緩く有毛である; 葉は2回羽状複葉であり、小葉は1(2、3の場合も)対である……S. unijuga 2b. 小花柄は基部に節が見られ、花軸上にこぶ状の花柄を残したりはしない…… 3. へ 3a. 葉は1回羽状複葉、小葉は(1-)2(-3)対で乾燥すると表面は黒ずみだし、下部は暗褐色となる; 花軸は無毛で厚めであり、黒ずんでいく; 胚珠は2個である……S. borneensis 3b. 葉は2回羽状複葉であるが黒ずんだりはしない; 花軸は有毛であるが黒ずんだりせず、厚めにもならない; 胚珠は3-6個である……4. へ 4a. 葉は1対である; 小花柄は約1ミリメートルである; 萼は緩く細軟毛が見られる; 雄蕊内に円盤は存在しない; 子房は無毛で大きな腺が数本見られ、(蕾の時に)無柄である; 胚珠は5個あるいは6個である……S. hildebrandii 4b. 葉は3-2対である; 小花柄は2.5-3ミリメートルである; 萼は無毛である; 雄蕊内の円盤は環状で雄蕊管の基部に沿着し、5つの円鋸歯が見られる; 子房は毛深く、有柄である; 胚珠は3個あるいは4個である……S. schmutzii
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