稚内・コルサコフ航路
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/02/19 10:20 UTC 版)
「サハリン船舶会社」の記事における「稚内・コルサコフ航路」の解説
1998年5月1日にハートランドフェリー社が稚内 - コルサコフ(大泊)にアインス宗谷号を就航させ、夏季限定ながらも稚泊連絡船以来53年ぶりに定期便としてのサハリン航路を復活(不定期便は1989年にサハリン州の外国人立ち入り禁止が解除された時点から存在)させた。しかしながら、利用客数が低迷したことから2015年9月18日を以て運航を終了した。稚内市がサハリン航路復活のために第三セクターの会社を創設してアインス宗谷号の船舶を買い取ることを検討していたが、安全検査や保険適用に必要な船級の取得困難であることから断念された。その後設立された「北海道サハリン航路」はSASCO社の船舶により2016年7月から9月まで航路を復活させると表明した。最終的に2016年度は8月1日から9月16日まで運航された。2018年はいったんは運航の断念を表明したが、サハリン州の資金援助もあり、急遽運航が再開されることが確定した。
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