禁止事項に対する罰則
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 16:24 UTC 版)
禁止事項に抵触する行為に対しては、審判から「指導」が与えられる。重大な違反行為に対しては「反則負け」が宣告される場合もある。「指導」に対しては違反行為の重さ(講)に応じて、相手側に得点が与えられる。ただし、2014年からの国際規定では、指導は3回目までスコアにならず、技のスコア以外はスコアボードに表示されないことになった(これにより、技ありと指導3を合わせた総合勝ちは成立しなくなった)。4回目の指導が与えられた場合は反則負けとなる。試合終了時に技のスコアが同等の場合は、指導の少ない方の選手を勝ちとする。 「1回目の指導」(講)では、得点は与えられない。 「2回目の指導(注意)」(講)では、相手側に「有効」のスコアが与えられる。 「3回目の指導(警告)」(講)では、相手側に「技あり」のスコアが与えられる。 「3回目の指導」(国)では、「反則負け」に。 「反則負け」(講)では、相手側に「一本」のスコアが与えられる。
※この「禁止事項に対する罰則」の解説は、「柔道」の解説の一部です。
「禁止事項に対する罰則」を含む「柔道」の記事については、「柔道」の概要を参照ください。
- 禁止事項に対する罰則のページへのリンク