神戸クリケットクラブ(兵庫クリケットクラブ)
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「神戸外国人居留地」の記事における「神戸クリケットクラブ(兵庫クリケットクラブ)」の解説
イギリス人の居留民が多かった神戸外国人居留地では、同国の伝統的なスポーツであるクリケットの愛好家が開港当初から盛んに活動していた。1870年1月19日(明治3年12月18日)、前年10月16日(明治2年9月12日)にイギリス軍人のチームを相手に試合を行った居留外国人チームの主力メンバーが中心となり、兵庫クリケットクラブ (HCC) が設立された(翌1871年(明治3年/4年)に神戸クリケットクラブ (KCC) と改称。以下 KCC と表記)。KCC は長らくグラウンドやメンバーの確保に苦しみ目立った活動を行うことができずにいたが、1877年(明治10年)5月に内外人公園(後の東遊園地)が完成して以降は活動が活発となり、同公園内で毎週のように試合を行った。1893年(明治26年)以降は野球の試合も行うようになった。KCC は第二次世界大戦期まで存続した。
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