神奈川駅 (東急)とは? わかりやすく解説

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神奈川駅 (東急)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/07/18 08:04 UTC 版)

神奈川駅
かながわ
反町 (0.5 km)
(0.4 km) 横浜
右は京浜急行電鉄(京急)の神奈川駅
所在地 横浜市神奈川区
所属事業者 東京急行電鉄
所属路線 東横線
キロ程 23.8 km(渋谷起点)
開業年月日 1926年大正15年)2月14日[1]
廃止年月日 1950年昭和25年)4月8日[1]
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神奈川駅(かながわえき)は、かつて東京横浜電鉄→東京急行電鉄東横線に存在した鉄道駅である[1]

概要

東京横浜電鉄(東横)が東横線の建設を行うに当たって、1926年大正15年)に横浜側の仮終着駅として開設したのが本駅である。当時は近接して東海道本線にも神奈川駅京浜電気鉄道京浜神奈川駅が設けられており[1]、また近くを横浜市電も通っていたことから、暫定ターミナルであっても市街へのアクセスを果たすことはできた。場所は高島山トンネルを抜けて線路がカーブした先、国鉄駅に隣接した場所で、山側に面してホームが設けられていた[1][2]

東横ではその後、予定通り横浜駅(2代目、現在の高島町辺り)までの路線延伸工事を進め、1928年昭和3年)5月に高島駅(後に本横浜駅を経て高島町駅と改称、2004年平成16年)1月廃止)までの延伸を果たす[3]。更に10月には横浜駅が現在地に移転し、東横線も神奈川駅 - 本横浜駅間に横浜駅を新設した。なお、この時国鉄神奈川駅は廃止されたため、トンネルの出口付近へ東横線の駅も移転した[3]

1950年(昭和25年)、神奈川駅は横浜駅に近接していることもあり、廃駅となった。

歴史

現況

神奈川駅跡周辺の東横線地上路線は2004年に地下化され、跡地は東横フラワー緑道として整備されている。神奈川駅跡付近には神奈川駅に関する説明板も設置されている。

隣の駅

東京急行電鉄
東横線
反町駅 - 神奈川駅 - 横浜駅

脚注

  1. ^ a b c d e f g h i j 東急の駅、p.69。
  2. ^ 『東急の駅・今昔』によれば相対式ホームとなっている。
  3. ^ a b c 東急の駅、p.33。

参考文献

  • 宮田道一『東急の駅 今昔・昭和の面影』JTBパブリッシング、2008年9月1日。ISBN 9784533071669 

関連項目




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