磯田憲一 (公務員)とは? わかりやすく解説

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磯田憲一 (公務員)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/04/29 01:52 UTC 版)

磯田憲一(いそだ けんいち、1945年 - )は、日本の元地方公務員社会起業家市民活動家。元北海道副知事で、北海道農業企業化研究所理事長などを務める。北海道旭川市出身。

略歴

北海道富良野高等学校卒業。1967年明治大学法学部卒業。1967年北海道庁に入庁。1988年北海道庁企画振興部地域振興室振興課課長補佐。1989年同渡島支庁地方部長。1991年同生活福祉部生活文化課課長。1994年同企画振興部企画室参事。1996年同企画振興部対策室室長。1997年同総合企画部政策室室長。1999年同上川支庁支庁長。2000年総合企画部長。2001年北海道副知事。2003年2月に北海道庁を辞職し、堀達也知事退任の後を受けて、第15回統一地方選挙北海道知事選挙に出馬[1]。選挙では善戦するも得票数3位に沈み落選。2004年より北海道農業企業化研究所(HAL財団)の理事長及び2004年旭川大学大学院経済学研究科客員教授(文化政策・文化行政論などを担当)に就任。2005年より公益財団法人北海道文化財団理事長及びNPO法人アルテピアッツァ美唄代表に就任。2006年より「君の椅子」プロジェクト代表に就任。2015年春の叙勲で瑞宝中綬章受章[2][3]。2021年、北海道文化賞受賞。

この他、2006年4月から2009年3月まで札幌大学法学部自治行政学科非常勤講師も務めた。

北海道庁時代の実績[4]

  • 1993年に、地域に根ざした活発な文化活動を行い、地域文化の振興に貢献したことを表彰する「北海道地域文化選奨」を提言し創設に至る。
  • 1997年に、時間の経過によって、施策が必要とされた社会状況や住民要望などが変化し、施策に対する当初の役割や効果について、改めて点検・評価を加える必要があるものは、多角的・多面的に検討を行い、時代の変化に対応した道政の実現するという道庁事業再評価(時のアセスメント)を提唱した。
  • 2001年牛海綿状脳症(BSE)対策本部長として陣頭指揮を執るなど堀達也のブレーンとして活躍した。

エピソード

著書

  • 『「変革の時」の自治を考える』 神原昭子・大和田健太郎との共著、公人の友社〈地方自治土曜講座ブックレット35〉、1999年

注釈

  1. ^ http://www.tokachi.co.jp/kachi/jour/03doutiji/2.html (道知事選 候補に聞く)
  2. ^ 春の叙勲 4087人が受章へ
  3. ^ 平成27年春の叙勲 瑞宝中綬章受章者” (PDF). 内閣府. p. 2 (2015年4月29日). 2015年5月13日時点のオリジナルよりアーカイブ。2025年4月5日閲覧。
  4. ^ 『月刊クォリティ2014年2月号』(太陽、2013年)p35~37
  5. ^ http://www.iesu.co.jp/column/2009/05/23151932.html (音物語 3月で終わってしまいましたが)

外部リンク




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