硬貨製造
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/21 03:00 UTC 版)
満洲国で発行された全ての硬貨は、奉天市の「満洲中央銀行造幣廠」(現在の瀋陽造幣廠)で製造された。1932年(大同元年)12月、満洲中央銀行は財務部から旧奉天省造幣廠の払い下げを受けたが、満洲事変後1年以上も機械を稼動させておらず、設備も古かったため、大阪の造幣局から造幣技師及び熟練工を招聘し、新型機械の購入及び譲渡等により工場を再整備した。1933年(大同2年)3月20日、「満洲中央銀行造幣廠」を正式に設立し、5月1日より新硬貨の製造を開始し、5月20日から発行を行った。
※この「硬貨製造」の解説は、「満洲国圓」の解説の一部です。
「硬貨製造」を含む「満洲国圓」の記事については、「満洲国圓」の概要を参照ください。
- 硬貨製造のページへのリンク