石灰水との関係
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/04/07 05:44 UTC 版)
「炭酸水素カルシウム」の記事における「石灰水との関係」の解説
水酸化カルシウムを純水に飽和させた石灰水に二酸化炭素を加えると炭酸カルシウムの固体 (ほぼ水に溶けない) が析出し、白く濁ることは有名である。二酸化炭素の簡単な検出法として利用される。 Ca ( OH ) 2 + CO 2 ⟶ CaCO 3 + H 2 O {\displaystyle {\ce {Ca(OH)2\ +CO2->CaCO3\ +H2O}}} CaCO 3 + H 2 O + CO 2 ⟶ Ca ( HCO 3 ) 2 {\displaystyle {\ce {CaCO3\ +H2O\ +CO2->Ca(HCO3)2}}} 加熱させると二酸化炭素を発し、再び炭酸カルシウム混じりの白く濁った溶液になる。これが鍾乳洞形成の原理である。
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