石原慎太郎・裕次郎との出会い
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/03 15:52 UTC 版)
「宝田明」の記事における「石原慎太郎・裕次郎との出会い」の解説
「太陽の季節」で作家デビューした石原慎太郎と出会った頃、会話の流れで満州時代の苦労話をした。慎太郎から、「僕はあなたほどの経験がない。宝田さんの苦労には実がある」と褒められた。その直後、慎太郎から「弟の裕次郎が今度日活に入ったんで、面倒見てやってくれませんか?」と頼まれ、後日裕次郎とも出会うことになる。 裕次郎との初対面を前に、「何が太陽族だ。俺は鉛玉を食らったことがあるんだ。逗子のボンボンに世間を教えてやる」と意気込んだ。自らのおごりで銀座に飲みに連れて行くと、裕次郎が少しの遠慮もなくレミーマルタンなどの高い酒を平気で飲み始めたため、腹を立てたという。
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