矯正銜とは? わかりやすく解説

矯正銜(ギャグ)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/26 15:34 UTC 版)

ハミ (馬具)」の記事における「矯正銜(ギャグ)」の解説

矯正銜(きょうせいはみ、英: gag bit)は、広義大勒銜一種である。多くは、ジョイント銜身水勒銜に、てこの作用を得るための工夫をした手綱取り付け部を持つが、グルメット持たないためてこの作用は強力ではない。馬場馬術では使用できないが、障害飛越総合馬術クロスカントリー用いことがある形状により、アメリカンギャグ、ダンカンギャグなどの種類がある。 スリーリング銜(英: three-ring bit)は、矯正銜の一種である。ダッチギャグともいう。ルーズリング銜環の上部に頬革用の小さな環、下部手綱用の小さな環を一つまたは二つ持つ銜である。手綱をルーズリング銜環つければ水勒同様の作用をなし、下部いずれかの環につければ大勒作用得られるペラム頭絡のように手綱を2本つけたり、ビットコンバータをつけたりすることもできる時にスリーリング水勒(英: three-ring snuffle bit)と称されるが、てこの作用があるため、水勒とは呼びがたい。

※この「矯正銜(ギャグ)」の解説は、「ハミ (馬具)」の解説の一部です。
「矯正銜(ギャグ)」を含む「ハミ (馬具)」の記事については、「ハミ (馬具)」の概要を参照ください。

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