短歌理論
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/31 03:44 UTC 版)
「新しき短歌の規定」において、ごてごてした装飾を排した素材主義をとることを宣言。戦後短歌は、人々の生活の実感に基づいたリアリズムによるべきだと主張しつつ、ややもすると宗匠主義に陥ることのあったアララギを内部から批判し、また、当時さかんであった、人民短歌に代表される日本共産党系の歌人についてもその公式主義や安易さを批判した。結果として、アララギ内部では、歌と政治を峻別しないと批判され、左翼からは傍観者と批判されることになる。(以下未完)
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