瞬間増加率
所与の期間の平均人口に対するその期間の増加総数の比率は、増加率 1と呼ばれる。
この率は、時には平均人口よりはむしろ期首人口を分母として計算される。歴年で1年以上の期間の人口増加を問題とする場合、年平均増加率 2が計算される。この率を計算する際には、その期間内の人口は指数関数的増加 3によるものと仮定され、また時間は連続的変数として扱われる。この指数関数的人口 4の規模は、時間の指数関数として増加する。指数関数的増加率 5は瞬間増加率 5に等しい。ある期間の平均人口に対する自然増加(701-7)の比率は、粗自然増加率 6と呼ばれ、粗出生率と粗死亡率の差に等しい。生命指標 7は、ある期間の死亡数に対する出生数の比率のことであるが、この尺度は現在ではあまり使われていない。
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