着氷の形態
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/24 05:51 UTC 版)
過冷却の霧は、主に水滴の大きさ、場合によっては温度により、その付着形態が変わる。 水滴が非常に小さい場合、樹氷(soft rime)となる。粒状の氷が柱状・針状・層状に積もる。霜にも似ており、やわらかく崩れやすい。白色不透明。 水滴がやや小さい場合、粗氷(hard rime)となる。樹氷より大きな粒状の氷が層状に積もったもの。樹氷よりも頑丈だが、それでも手で崩せる程度である。白色で、近づいて見ると半透明・透明である。 水滴が大きい場合、雨氷(clear ice)となる。粒同士が融合しており、表面が滑らかで非常に硬い。頑丈で、厚いと手で崩すことが難しい。無色透明。
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