着弾地観測場遺跡
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/13 19:51 UTC 版)
現在の内灘斎場付近、丘の上にある遺跡。1957年まで使用されていた。これは当時試射場から発射された砲弾の命中率や爆発、不発を確認するために造られた石造りの建物で、見晴らしのよい丘の上に立てられた。別名O・P(オブザベーション・ポスト。英語で「観測所」の意味。)と呼ばれていた。試射場時代の面影を残す数少ない遺跡である。しかし今は外壁が一部崩れていたり、入り口にあったはずの鉄扉が朽ち果てて無くなっていたり、草木に包まれていたりとかなり寂れている。ただし内部の損傷はあまりなく、のぞき窓も健在、当時の面影を残している。
※この「着弾地観測場遺跡」の解説は、「内灘闘争」の解説の一部です。
「着弾地観測場遺跡」を含む「内灘闘争」の記事については、「内灘闘争」の概要を参照ください。
- 着弾地観測場遺跡のページへのリンク