真人ムジナ伝説
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/10 01:25 UTC 版)
昔、若栃集落の南山に沢山のムジナが住んでいて悪戯で村人を困らせていました。それにたまりかねた村人たちは自分達で退治することを諦め、代官所にムジナ退治を依頼。そして、代官所から大勢の人がやってきて退治を始めると、ムジナ達は南山の大穴の奥に逃げたので、燻り出すために穴に煙を送り込んだ。しかし、送り続けてもムジナ達は一向に出てこず、1時間ほど経った頃、佐渡島の金北山から煙が上がるのが見えた。ムジナ達は穴を掘り佐渡島まで逃げてしまいました。 伝説として残る"真人ムジナ伝説”であるが、実際に当時の古文書(田中助右衛門家文書)が残っていて、ムジナ退治は行われていたが上記の伝説とは異なり、10日間と延べ446人を要し、戦果として70匹を挙げたとある。現在は、内部に柵が設置されていて立ち入り禁止となっている。
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