真人の賜姓例
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/07 01:10 UTC 版)
真人賜姓は天武天皇が構想する皇親政治の一翼を担うものであった。『日本書紀』の天武天皇13年10月条に、「守山公・路公(みちのきみ)・高橋公・三国公・当麻公・茨城公(うまらきのきみ)・丹比公(たぢひのきみ)・猪名公(ゐなのきみ)・坂田公・羽田公・息長公(おきながのきみ) ・酒人公(さかひとのきみ)・山道公、十三真人に、姓を賜ひて真人と曰ふ」とあって、これら公(きみ)姓氏族はおよそ応神 ・継体天皇 ~ 用明天皇の皇子の子孫である。それ以降の天皇・皇子の子孫についても、奈良時代にたびたび賜姓が行われ、『新撰姓氏録』の載せる真人姓は48氏に昇る(国史にのみ所見のものも含むと更に増加)。
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