癪に障る

実用日本語表現辞典

癪に障る

癪に障る（しゃくにさわる）とは、何かが心に深く刺さり、不快感や怒りを感じる状態を表す言葉である。一般的には、他人の行動や言葉、あるいは物事の進行に対して、自身の価値観や感情と相反するときに用いられる。癪に障るという表現は、個々の感情や主観に大きく依存するため、具体的な状況や内容は人それぞれである。

（2023年10月26日更新）

癪に障る

読み方：しゃくにさわる
別表記：癪にさわる

不快で心持がむしゃくしゃすること。腹が立つこと。「癪」は腹痛などを意味する語。同様の言葉に「癇にさわる」がある。

（2011年2月28日更新）

癪に障る

読み方：しゃくにさわる

気に入らないことがあってカチンと来ること、癇にさわること、などを意味する表現。

（2010年10月18日更新）

デジタル大辞泉

癪(しゃく)に障(さわ)・る

読み方：しゃくにさわる

腹が立つ。気に障る。癇(かん)に障る。「—・る態度」

近代文学作品名辞典

癪に障る

読み方：シャクニサワル（ｓｈａｋｕｎｉｓａｗａｒｕ）

作者 萩原朔太郎

初出 大正11年

ジャンル アフォリズム

Wiktionary日本語版（日本語カテゴリ）

癪に障る

出典:『Wiktionary』 (2021/08/14 06:59 UTC 版)

連語

癪に障る（しゃくにさわる）

1. 腹が立ってむしゃくしゃする。

   宗教がいるかいらないかそういう事は知らぬけれど、僕は小供のうちから宗教嫌いで、二十歳前後の頃は、宗教という言葉を聞いても癪に障るほどであった。（正岡子規 『病牀苦語』）

   女房より、有楽座の切符係りの無礼な話をきゝ癪にさはる。（古川緑波『古川ロッパ昭和日記』 昭和十五年（1940年）二月十六日付）

類義語

• 癇に障る

Weblio日本語例文用例辞書

「癪に障る」の例文・使い方・用例・文例

• あの人のいうことは尊大で癪に障る
• 癪に障る
• 癪に障ることを言う男だ
• 癪に障ることをする男だ
• 小役人に威張られると癪に障る
• 些細なことが癪に障る