癒せない孤独と不幸
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/09 09:41 UTC 版)
「バーバラ・ハットン」の記事における「癒せない孤独と不幸」の解説
バーバラが一時でも自分の不幸を忘れさせてくれるもの、それは男しかなかった。生涯に7回の結婚と離婚をしているが、その他にも男出入りが激しかった。彼女と結婚した社交界に生息する男たちは、彼女の金目当ての者が多かった。彼女の財産をあてにせず、きちんと仕事をもって働いていたのは3番目の夫で俳優のケーリー・グラントだけだった。 元夫は自称貴族の男が4人と噂されていたが、実際には身分を詐称していたのは最初の夫のみである。また名乗る肩書きがないためバーバラがヨーロッパの小国から爵位を買って与えた男という噂も流れたが、それはヨーロッパではなく東南アジアの小国である。元夫達の多くは欧米の社交界でも知られる貴族でスポーツマンのセレブであったが、彼女の財産目当てで贅沢三昧の暮らしを楽しみ、やがてはバーバラに愛想づかしされて、離婚する際には喜々として多額の慰謝料をせしめていった。これはドミニカ共和国の駐フランス特命全権大使であるが、プレイボーイとして著名であったポルフィリオ・ルビロサでさえ同様であった。2番目の夫のデンマーク貴族との間に長男ランス・リベントロー(Lance Reventlow)をもうけているが、後年飛行機事故で先立たれている。
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