画像イメージング法
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/11 01:29 UTC 版)
「粒度分布測定装置」の記事における「画像イメージング法」の解説
光学顕微鏡・電子顕微鏡などで直接、粒子の画像を取得し、その画像イメージから粒子の大きさに換算する。測定可能な粒子径は画像を取得する観察手法に依存する。光学顕微鏡の発明された時代から、よく知られ、用いられてきた手法であるが、測定する粒子の数・量が膨大になると解析に時間がかかり、多量粒子の処理には向かない、という短所がある。しかし、動的光散乱やレーザー回折法と比較して、屈折率や粘度などを考慮しなくてよく、直感的に理解しやす手法であるのが長所としてあげられる。また体積基準粒子径・個数基準粒子径の双方を測定可能である。 近年はPCのデジタル解析技術も進み、大量の粒子を処理することも可能になったため、数万個の粒子の粒子径のみならず、形状パラメータ(円形度、アスペクト比などで表現される)の統計的処理を行えるようになった。
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