用いられるラジコンカー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/10 03:54 UTC 版)
ラジコンカーでドリフトするにはほとんどの場合、4輪駆動(以下4WD)のものが用いられる(理由は後述)。主に、改造の容易なホビー用ラジコンを用いる。また、玩具店等で販売されているラジコン(トイ・グレードRC車)でもドリフト専用を謳って販売している製品もあるが、対象年齢が低い事もあり、改造できる範囲は狭い。 車体は主にホビー用電動ラジコンカーの標準サイズである1/10がドリラジの主流だが、走らせるフィールドを節約できるサイズとして、ヨコモが提唱する1/16サイズの「ICHIROKU-M」や1/15サイズの「ドリフトパッケージ ミニ」、京商の1/27スケールの「ミニッツ」でもドリラジが普及している。 上記ラジコンカーにドリフト用タイヤを装着する。当初はJIS規格の塩ビ管の内径が1/10ラジコン用のホイール外形と同一だったためこれを輪切りにして自作していたが、ラジドリが盛んになってからは模型メーカーなどから樹脂・ゴム・ポリカーボネート製などのドリフトタイヤが販売されている。また大規模な専用サーキットでは目の細かいアスファルト、平滑なコンクリートやパンチカーペット、Pタイルなど、スリップしやすい路面を造っている所もある。そういったグリップ力の低いドリフト用タイヤや路面で意図的にタイヤを空回りさせ、ドリフト走行状態を作る。
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