琉球との関係
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/10 05:43 UTC 版)
琉球王国の外交文書を記録した『歴代宝案』によれば、琉球国王尚徳は1463年にマラッカに貿易船を派遣し、マラッカ国王(スルタン・マンスール)への書簡を託して同船の交易の便宜を図ってくれるよう依頼し、絹織物・腰刀・扇・青磁器などの品を贈った。この時の琉球使節は正使の呉実堅・副使の那嘉明泰であった。その後も琉球から満剌加国王宛の書簡は度々記録されており、1470年にマンスールも琉球船に書簡を託し、琉球国王に礼を述べるとともに綿織物(インド木綿)などの品を贈った。歴代宝案に記録された琉球国王からのマラッカ行きの船舶を合計すると20隻に達するが、1511年で終わっている。
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