現場指揮官車とは? わかりやすく解説

現場指揮官車

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/10/05 08:52 UTC 版)

指揮活動中の現場指揮官車

現場指揮官車(げんばしきかんしゃ)とは、日本の警察が使用する車両の一つ。[1]

概要

公安部公安機動捜査隊が使用する『公安現場指揮官車』もあるが、ここでは機動隊、交通機動隊が使う車両について記述する。

主に機動隊交通機動隊などが使用し、活動現場において指揮官などが乗務し、指揮活動や広報活動などを行う車両。[2]

赤色灯や拡声器などを装備しており、緊急走行が可能である。

車両

旧カラー(灰色)の車両(滋賀県警機動隊・ランドクルーザー80系)

災害現場など、悪路を走行することを想定し、トヨタ・ランドクルーザーなどの大型SUVを使用することが多い。また、古い車両はカラーが灰色のものもある。[3]

現在採用されている主な車種

機動隊現場指揮官車

交通機動隊現場指揮官車

装備

スピーカーや金網を装備した車両(ランドクルーザー100系)

ルーフ上には格納式の指揮台が設けられており、そこに乗り指揮活動を行う。また、上るためのはしごも後部に装備する。

大型のスピーカーや赤色灯なども装備している。

投石などによる損傷防止のため、ウィンドウに金網が設けられているものが多い。また、フロントガラスの部分を保護する金網が自動で昇降する装置がつけられたものもある。

車内にはマイクや無線機、サイレンアンプやスピーカー操作部などが装備されている。[4]

脚注

  1. ^ 蓮見清一『パトカ―&警察車両徹底ガイド』宝島社、99頁。 
  2. ^ 中西一雄『パトカー大図鑑』ネコ・パブリッシング、126頁。 
  3. ^ 中西一雄『パトカー大全』ネコ・パブリッシング、71頁。 
  4. ^ 現場指揮官車”. 2020年5月6日閲覧。

現場指揮官車(指揮車)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/07 04:15 UTC 版)

機動隊」の記事における「現場指揮官車(指揮車)」の解説

主に四輪駆動車トヨタ・ランドクルーザー)を使用する屋根には拡声アンプ繋がったラウドスピーカー部隊指示出しデモ隊群衆警告をする)と、屋根の上に立って指揮をするための(やぐら)型の指揮台設置されている。

※この「現場指揮官車(指揮車)」の解説は、「機動隊」の解説の一部です。
「現場指揮官車(指揮車)」を含む「機動隊」の記事については、「機動隊」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「現場指揮官車」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  
  •  現場指揮官車のページへのリンク

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「現場指揮官車」の関連用語

現場指揮官車のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



現場指揮官車のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの現場指揮官車 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaの機動隊 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS