王恭廠の概要
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/10 05:36 UTC 版)
王恭廠は、工部により防具、銃砲、弓矢、火薬の製造のための造兵廠兼火薬庫で、在総人数は70 - 80人にのぼった。明朝自永楽年の火器製造技術は大発展しており、在京城(北京)軍所設の三大営(五軍営(中国語版)、三千営(中国語版)、神機営(中国語版))の神機営は、明軍主力であり、当時最先端の火器が配備され、最強の兵力だった。明朝末期には北京場内に6つの火薬局を設置し、王恭廠は当時の火薬製造工場や保管のための火薬庫として役割を担った。現在の西城区にある永寧胡同と、光彩胡同一帯に位置していた。
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